【4月開催開始 京都ワークショップのご案内】色と言葉のおたより2025年第5号
【京都】季節の植物と名水で絹を染める草木染めワークショップ −老舗京菓子司「亀屋良長」にて−
京都での新しい草木染めワークショップが4月より始まります。会場は京都・四条堀川の老舗京菓子司「亀屋良長」本店です。
会場から湧き出る、京都三名水のひとつ「醒ヶ井水」を使った草木染め体験で草木の色をお楽しみいただいた後には、亀屋良長の季節の上生菓子とアトリエシムラの季節のブレンド茶をお召し上がりいただきます。手仕事によって生まれる、草木染めと京菓子を通して「色」と「食」の両方で自然の恵みを感じていただけるワークショップとなっております。みなさまのご参加をお待ちしております。
日時 月1回(日曜)
午前の回 10:00〜12:00 午後の回 14:00〜16:00
会場 亀屋良長 京都本店
参加費 13,200円(税込)
【京都】2・3月特別ワークショップ「京都の桜を染める」
京都の逸品、手土産を集めたオンラインショップ・ことよりモール限定企画による、桜染めワークショップを開催いたします。京都の地で育った桜の染めを半日でご体験いただきます。会の終わりには、亀屋良長の季節の上生菓子と、桜のお茶をご用意しております。春の季節、染めとお茶のひとときで、桜を五感で味わうゆったりとした時間をお過ごしください。
日時 2月16日(日)、3月16日(日)
午前の回 10:00〜12:00 午後の回 14:00〜16:00
会場 亀屋良長 京都本店
参加費 13,200円(税込)
学びの会「言ノ葉 − 色で結ぶ −」
2024年度オンラインゼミ「民藝を深める」
【第11回】岡本太郎『沖縄文化論 − 忘れられた日本』(中公文庫)
このオンラインゼミでは、戦後日本を代表する芸術家・岡本太郎(1911-1996)の異色の評論『沖縄文化論 − 忘れられた日本』(中公文庫)をテキストに取り上げます。岡本は「芸術は爆発だ」のフレーズや『太陽の塔』の作者として著名ですが、本書では、彼が沖縄に見た、もう一つの日本の姿が描き出されています。
『沖縄文化論』では、沖縄の祭祀や儀礼に息づく「カミ」と「ヒト」の共存、自然との一体化といった、原始的で根源的な精神性が明らかにされています。岡本はそこに、日本人が忘れかけていた美の原型、そして日本文化再生の鍵を見出しました。
本ゼミでは、民芸運動の沖縄論の視点とは異なる『沖縄文化論』をじっくりと読んでいきたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
講師 志村昌司(アトリエシムラ代表)
日時 2月15日(土)17:00〜18:00(講義本編部分の視聴となります)
参加費 1,650 円(税込)
*講義の時間は内容によって延長することがあります。