鏡 志村洋子 染と織の心象
¥4,400
税別
母・師である志村ふくみ百壽に捧ぐ
夏目漱石著『薤露行』の「シャロットの女」をテーマとした志村洋子第2作品集。
夏目漱石著『薤露行』の「シャロットの女」をテーマとした志村洋子第2作品集。
あるがままの自然の風景を写す染織がある。また、架空の世界や心のなかの風景―心象を写す染織がある。
志村洋子は自らの心象風景をいかに染め織るかを求めてきた作家である。祖母・小野豊、母・志村ふくみから受けついだ植物染料による絹の紬糸をもちいた「しむらのいろ」を継承してきた志村洋子にとって、染織とは自身の生を染め織るということと同義であり、作品は心象の「鏡」であった。
本書は、志村洋子の独自の世界観から生み出された最初期の作品から最新作までを夏目漱石の短編小説『薤露行』をイメージソースとして編んだ作品集。
志村洋子は自らの心象風景をいかに染め織るかを求めてきた作家である。祖母・小野豊、母・志村ふくみから受けついだ植物染料による絹の紬糸をもちいた「しむらのいろ」を継承してきた志村洋子にとって、染織とは自身の生を染め織るということと同義であり、作品は心象の「鏡」であった。
本書は、志村洋子の独自の世界観から生み出された最初期の作品から最新作までを夏目漱石の短編小説『薤露行』をイメージソースとして編んだ作品集。
●日英併記
<目次>
第1章:夢 近江幻想
作家の原点である近江の自然の風景と、植物染料、染織作品を折り重ねた章。
第2章:鏡 『薤露行』より
夏目漱石著『薤露行』に登場する高い塔に幽閉された機織り姫・シャロットの女をイメージして作品を着装した章。
第3章:袖 儘よ振る
着物の代表作とともにこれまで心象をいかに染め織ってきたかを作家自身の言葉により紐解く。
第4章:舟 花曼荼羅
寄稿、論考、年譜等
第1章:夢 近江幻想
作家の原点である近江の自然の風景と、植物染料、染織作品を折り重ねた章。
第2章:鏡 『薤露行』より
夏目漱石著『薤露行』に登場する高い塔に幽閉された機織り姫・シャロットの女をイメージして作品を着装した章。
第3章:袖 儘よ振る
着物の代表作とともにこれまで心象をいかに染め織ってきたかを作家自身の言葉により紐解く。
第4章:舟 花曼荼羅
寄稿、論考、年譜等
著者:志村洋子
写真:森山雅智
着装:村治佳織(ギタリスト)
ブックデザイン:葛西薫+中本陽子(サン・アド)
寄稿(画):萩尾望都(漫画家)
寄稿:高宮利行(慶應義塾大学名誉教授 中世英文学・アーサー王・書物史研究者)
論考:川井遊木(アサヒグループ大山崎山荘美術館主任学芸員)
撮影協力:アサヒグループ大山崎山荘美術館
発行:求龍堂
発売日:2024年10月17日
B5判変型 並製本 200頁(図版102点)
写真:森山雅智
着装:村治佳織(ギタリスト)
ブックデザイン:葛西薫+中本陽子(サン・アド)
寄稿(画):萩尾望都(漫画家)
寄稿:高宮利行(慶應義塾大学名誉教授 中世英文学・アーサー王・書物史研究者)
論考:川井遊木(アサヒグループ大山崎山荘美術館主任学芸員)
撮影協力:アサヒグループ大山崎山荘美術館
発行:求龍堂
発売日:2024年10月17日
B5判変型 並製本 200頁(図版102点)
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